餃子のお肉の色が赤くて、火が通っていないのではないかと驚いていませんか？
これは、肉に含まれるミオグロビンと呼ばれるたんぱく質に秘密があるのです。肉が加熱しても赤いという現象は、生肉を生の玉ねぎやキャベツなどの野菜と一緒に調理をしたときにみられます。玉ねぎやキャベツに含まれる“硝酸塩”という成分が、肉に含まれる“ミオグロビン”と結びつくことにより色を赤やピンク色に変色させます。代表的な料理がロールキャベツ、ハンバーグ、餃子などハムやベーコンがピンク色をしているのも同じ現象です。そもそも野菜に自然に含まれている成分なので、過剰な摂取をしない限りは問題ありませんので、安心してお召し上がりください。